水道水で集団中毒、汚染源疑惑の農薬工場は関連を否定―江蘇省大豊市

Record China    2011年4月26日(火) 15時8分

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26日、中国・江蘇省大豊市で水道水を飲んだ数百人の市民が中毒症状を訴え、病院で治療を受けていたことがわかった。地元住民は付近の農薬生産工場の廃水が原因と見ている。

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2011年4月26日、中国・江蘇省大豊市で水道水を飲んだ数百人の市民が中毒症状を訴え、病院で治療を受けていたことがわかった。地元住民は付近の農薬生産工場の廃水が原因と見ている。広州日報が伝えた。

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今月5〜12日の期間に水を飲んだ数百人に、下痢や嘔吐、発熱などの症状が見られた。全員が病院での治療および検査を無料で受けている。24日現在、地元自治体は住民に対し飲用水の支給を継続している。その自治体の調べでは、市内のある場所で植樹作業を行った際に地中の水道管複数個所が破損し、その隙間から汚染水が紛れ込んだことが事故原因と見ている。汚染水が付近の農薬工場から出たものかどうかについてはまだ確定できていない。

問題の農薬工場へ記者が取材を申し入れると、経営責任者の秘書と称する人物が応じた。地元住民が汚染源と疑っている水道管は工場所在地の東側に位置するが、工場の下水道は反対の西側に敷設されており、「今回の事件とは何ら関連性がない」と繰り返し強調した。(翻訳・編集/愛玉)

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