食品のメラミン限度量を規定、人為的な混入を禁止―中国

Record China    2011年4月21日(木) 14時17分

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21日、中国政府は食品に含まれるメラミンの限度量を明確に示した公告を発表。メラミンは化学原料であり、食品添加物ではないとし、食品への人為的な混入を禁じた。写真は10年2月、安徽省阜陽市内のスーパーで売られている粉ミルクを検査する同市工商局の職員。

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2011年4月21日、中国政府は食品に含まれるメラミンの限度量を明確に示した公告を発表した。公告は「メラミンは化学原料であり、食品添加物ではない」と強調、食品への人為的な混入を禁じている。新京報が伝えた。

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それによると、メラミンの限度量は、乳幼児向け食品が1kgあたり1mg、それ以外の食品は同2.5mgと定められた。公告はメラミンを食品に人為的に混入させることを禁じ、違反した者には法的責任を追及するとした。

中国で2008年に発覚した「メラミン入り粉ミルク事件」では、多数の乳幼児が腎臓結石などの健康被害に遭い、死者まで出た。事件では原料乳のたんぱく質含有量を多く見せかけるため、生産業者が故意に有害物質メラミンを混入させていた。(翻訳・編集/NN)

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