2011年4月17日、安徽省の自動車メーカー・江淮汽車は、同省合肥市で開催された個人向け新エネルギー車普及モデル事業の発足式で、自社の新エネ車の年間生産能力が1万台に達していることを明らかにし、2015年までに年10万台体制に拡大する方針を示した。中国証券報が伝えた。

同社は今年1月に、電気自動車（EV）「同悦」585台をマイカー市場向けに投入し、テスト走行を始めた。

「同悦」EVモデルのこれまでの試験走行距離は累計で11万5000キロに迫り、単体では最長で5000キロを超えた。時速60キロで走行した際の航続距離は150キロ、100キロ当たりの燃費は13キロワット時。現在のところ目立った故障はないという。

年内にプラグインハイブリッド（PHV）の「和悦」を500台投入する計画もある。（翻訳・編集/JX）