タクシーの燃料に天然ガスを採用、環境保全と低コストを実現―甘粛省蘭州市

2007年1月14日午後、甘粛（かんしゅく）省蘭州市で、天然ガススタンドに約100台のタクシーがずらりと並び、長い列を作った。蘭州市都市交通運輸管理所の規定で、この日より市内を走るすべてのタクシーに天然ガスの使用が義務付けられることとなったためである。

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蘭州市では2005年初頭に、2年以内に市内の全タクシーで天然ガスを利用する「青空計画」を発表。4970台のタクシーすべてが、期限付きで試験的に天然ガスを使うことになった。専門家は、「天然ガスのコストはガソリンより安く、市内すべてのタクシーがこれを利用することで、毎年3700t以上の排気ガスを減らすことができる」と予測している。タクシーの天然ガス使用には、環境のクリーン化と経済的な効果が期待されている。