3月の中国人観光客が半減、過去最大の落ち込みに―日本

Record China    2011年4月15日(金) 20時22分

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14日、東日本大地震とそれに伴う福島第1原発の放射能漏れ事故の影響で、3月の訪日中国人観光客数は前年同期比49.3%(6万800人)減の6万2500人にとどまった。写真は東日本大震災の被災地、宮城県名取市の14日の様子。

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2011年4月14日、華字紙・中文導報は、東日本大地震とそれに伴う福島第1原発の放射能漏れ事故の影響で、3月の訪日中国人観光客数は前年同期比49.3%(6万800人)減の6万2500人にとどまったと報じた。

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日本政府観光局(JNTO)が14日に発表した最新の統計(推計値)で明らかになった。それによると、今年1〜3月の訪日中国人観光客の累計は前年同期比20.8%(6万9900人)減の26万7000人。近年、人気急上昇中の九州ツアーも被災地から距離があるにも関わらず、キャンセルが相次いだ。

3月の訪日外国人観光客数は同50.3%減の35万2800人で、1961年1月の統計開始以降、最大の落ち込み幅を記録。JNTOは、福島原発事故が国際評価尺度で最も深刻な「レベル7」に引き上がったことで、外国人観光客の日本離れが長期化する恐れもあるとの懸念を示した。

国別ではドイツの前年同期比64.6%減が最も大きかった。中国は同49.3%減、台湾は同53.0%減、香港は同61.2%減だった。(翻訳・編集/NN)

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