2011年4月14日、目前に迫る第30回香港電影金像奨授賞式で、主演女優賞にノミネートされた美女5人の激突が期待されている。文匯報が伝えた。

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「香港版アカデミー賞」こと第30回香港電影金像奨授賞式は、今月17日に開催予定。注目の最優秀主演女優賞には、ベテラン女優カリーナ・ラウ（劉嘉玲）が「狄仁杰之通天帝国」、歌手としても人気のミリアム・ヨン（楊千［女華］）が「志明与春嬌」、アイドル女優フィオナ・シッ（薛凱［王其］）が「分手説愛［イ尓］」、「ラスト、コーション(07年)」で知られるタン・ウェイ（湯唯）が「月満軒尼詩」、ジョシー・ホー（何超儀）が「維多利亜壱号」で、それぞれノミネートされている。

下馬評で高い評価を受けているカリーナ・ラウは、過去に5回もノミネートされているが、いずれも受賞ならず。カリーナによると、夫の人気俳優トニー・レオン（梁朝偉）は彼女が受賞できると信じているが、当日のレッドカーペットで夫婦一緒の登場はないという。

ダークホースとされているのは、アン・リー（李安）監督の「ラスト、コーション」で濃厚すぎるベッドシーンを演じ注目されたタン・ウェイ。作品の歴史的描写も問題となり、長期間にわたって中国映画界から封殺されていたが、「月満軒尼詩」でやっと女優復帰を果たしている。（翻訳・編集/Mathilda）