「危険人物」8万人を市外追放、夏季ユニバ前の治安対策として―広東省深セン市

Record China    2011年4月13日(水) 0時34分

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10日、広東省深セン市公安局の申少保・報道官は記者会見で、今年1月1日からの100日間で計8万人の「危険人物」を市外に追放したと発表した。写真は8月の夏季ユニバーシアード開催を控え、市内で大々的に展開されている治安維持活動。

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2011年4月10日、広東省深セン市公安局の申少保(シェン・シャオバオ)報道官は記者会見で、今年1月1日からの100日間で計8万人の「危険人物」を市外に追放したと発表した。11日付で新民網が伝えた。

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申報道官によると、深センの警察当局が今年1月1日から市内全域で100日間に及ぶ「危険人物」の一斉捜査を行った。投入された警察官は延べ28万4000人。治安を脅かす恐れのある「危険人物」として市外追放された人の数は8万人余りに上った。8月に開催する夏季ユニバーシアードを控えての措置だという。

「危険人物」の定義については市外から流入した者、前科がある者、まともな職業に就いていない者、薬物使用が疑われる者、ニセの身分証を使って旅館や賃貸アパートなどに滞在している者、違法な収入源に頼って生活している者、精神を患っている者などが挙げられた。

香港メディアによると、こうした措置について地元では「差別だ」などの批判が起きている。(翻訳・編集/NN)

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