中国初の空母の写真が引き起こした様々な憶測―香港紙

Record China    2011年4月13日(水) 16時52分

拡大

7日、香港紙は「70年にわたる空母への夢が間もなく現実に」と題した記事を掲載した。写真は09年4月、中国人民解放軍海軍の設立60周年記念イベントに参加したロシアのミサイル巡洋艦の「ワリャーグ」。

(1 / 3 枚)

2011年4月7日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「70年にわたる空母への夢が間もなく現実に」と題した記事を掲載した。11日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。

その他の写真

中国初の空母の写真20枚を国営メディアがネット上に公開、「間もなく完成、年内にも試験運行」との説明も付いていた。中国の空母建造について、国営メディアが報じるのは初めてのこと。折しも日本の防衛省のシンクタンク、防衛研究所が年次報告書を発表する時期とぶつかった。

カナダの軍事週刊誌・漢和防衛評論の編集長でカナダ華僑の安徳烈・平可夫(アンドレイ・ピンコフ)氏は20年にわたり、中国の空母建造計画を追ってきた。ネットに掲載された写真は同氏が知る限り最新のもの。また、7日付台湾・中央通訊社は「空母は完成後、南海艦隊に配属される見通し」と報じた。同艦隊の任務は台湾海峡の西南海域の防衛。

台湾の元海軍情報署長、蘭寧利(ラン・ニンリー)氏は「中国側は空母があれば、台湾海軍が台湾海峡を封鎖しても東部の太平洋を迂回して台湾南部の海域で活動する能力を持つようになる」と指摘、そうなれば台湾にとって脅威になることは間違いないとの見解を示した。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携