中国は台湾の民主主義を学べ=待たれる、改革を決断できる指導者の出現―SP華字紙

Record China    2011年4月4日(月) 11時49分

拡大

2日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「台湾の民主主義が中国の未来を導く」を掲載した。台湾こそが大中華圏における民主主義の実験場だと指摘し、その経験を中国本土に移植するべきだと主張した。写真は台北市。

(1 / 4 枚)

2011年4月2日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「台湾の民主主義が中国の未来を導く」を掲載した。以下はその抄訳。

その他の写真

中国に民主主義が到来するまで、あとどれだけの準備が必要だろうか?ある人は100年間は必要だという。これはあまりにばかばかしいごまかしで、本当は民主主義を拒絶しているに過ぎない。100年前の辛亥革命の時点で中国は民主主義を導入するチャンスがあった。もしその時点から学び始めていれば、中国は成熟した民主主義を備えた世界でも最も先進的な国となっていただろう。

しかし、中国は台湾の民主主義に導いてもらうことができる。いわば台湾は、大中華圏における民主主義の実験場なのだ。その成功経験は中国本土に移植することができるだろう。国民党と共産党による二大政党制を始めるべきなのだ。

今や中国の民主主義導入は待ったなしの状態だ。なるほど軍隊で民主化運動を弾圧できるかもしれない。しかし同時に、軍は民主主義を守ることもできるのだ。民主主義はいいものだ。これは知識人のみならず、一般市民の共通認識ともなっている。

それだけではない。民主化に抵抗する保守勢力もひそかにその事実を認めている。そうでなければ、自分の子どもたちをアメリカに留学させるだろうか。カギは政府高官が民主主義を認めるか否かにある。今、中国は軍を配下におさめ、そして民主主義を推進する偉人の登場を待っている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携