2011年3月30日、米VOAによると、米中経済・安全評価委員会の公聴会の席上、民主党議員が「米国大統領は中国製ヘリに乗って移動してはならない」と主張した。4月2日付で環球時報が伝えた。

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記事によると、中国航空工業集団公司がカリフォルニア州の航空機製造会社と共同で、中国最大のヘリコプター・AC313による米大統領専用ヘリ供給に入札するという。同議員はこれを受けて「中国企業が受注を獲得するなら、国家の安全というセンシティブな情報技術を他国に差し出すようなもの」と警戒感をあらわにしている。

他の議員は、中国製ヘリを採用すれば歳出削減と中国政府へのご機嫌取りという一石二鳥の効果が得られるとの考えを警戒、超党派で中国製ヘリ発注に反対する決議案を提出した。（翻訳・編集/津野尾）