無人潜水機を開発=水深3500mでのサンプル回収に成功―中国

Record China    2011年3月31日(木) 19時18分

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30日、中国新聞網は海底作業ロボットの実験に成功したと報じた。無人潜水機「海龍号」は水深3500mまでの潜水し鉱石サンプルなどの採取が可能だ。写真は2010年6月、水深3000mの潜水に成功した有人潜水機「蛟龍号」。

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2011年3月30日、中国新聞網は海底作業ロボットの実験に成功したと報じた。

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現在、中国は第22回大洋環境科学試験を実施中。その試験項目の一つとして、有線誘導の無人潜水機が水深3500m地点で、海底硫化物と生物サンプルの最終に成功した。国家海洋局の専門家は、「中国の大洋科学もロボット時代に突入した」と話している。

重さ3.25トンもの巨大な無人潜水機「海龍号」は、最大水深3500mでの作業が可能。カメラやモニターを使い海底の状況を探査できるほか、アームを使って鉱石などのサンプルを回収することもできる。海底熱水鉱床など、有人探査船が調査するには危険な環境での活躍が期待される。

第22回大洋環境科学試験は2010年12月8日に開始された。探査船は1年以上もの歳月をかけ世界各地をまわり、各種実験を執りおこなう。計431人の研究者が参加している。(翻訳・編集/KT)

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