ヒキガエルの大群にミツバチ大量死…異常現象の報告を奨励、地震対策条例改正で―江蘇省

Record China    2011年3月31日(木) 15時38分

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30日、中国江蘇省で地震対策条例の改正が行われる。震災前に平常とは異なる現象を見つけた際には、どう対処すればよいのかなどの内容も盛り込まれる。写真は10年5月、安徽省合肥市の道路に突如出現した大量のカエル。

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2011年3月29日、中国国営新華社によると、中国江蘇省で地震対策条例の改正が行われる。地震が起きた際、どのように身を守るべきなのか。地震前に平常とは異なる現象を見つけた際には、どう対処すればよいのかなどといった内容も盛り込まれ、一般市民からも意見を募っている。

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これまでにも巨大地震に先立って、「地面が陥没した」「ミツバチの群れが死んでいる」「ヒキガエルが大量に発生した」など、平常では起こりえないような現象が確認されたとのうわさがインターネットなどを通じてひろまり、必要以上に不安を煽ったことがある。

条例案ではこうした異常現象を見つけた場合には、速やかに地方自治体の地震対策担当部署に報告するように奨励しているという。また、専門家や専門機関ではない個人や団体が、「地震を予測した」などの情報を社会一般に流布させることを禁止している。

そのほか、鉄道や高速道路、橋、空港、トンネル、発電所、ダム、高さ80メートル以上の建造物などで耐震基準を強化、幼稚園や学校、医療機関などは緊急時の避難場所として使用できるよう特に高い耐震性を求めるーなどの内容という。(翻訳・編集/岡田)

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