2011年3月28日、英国で行われた調査によると、「老い」に関する意識について、男女間で大きな差があることが分かった。女性は29歳にして早くも老いを感じ始める一方、男性は57歳を超えて初めて老いを意識するケースが多いという。広州日報が伝えた。

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調査によると、女性が老いを感じる割合が最も多かったのは「出産後、授乳したことによって胸が垂れた時」（50％）で、このほかには「肌のつやや張りがなくなった時」（10％）、「行動が母親と同じようになったと感じた時」（3％）などがあり、多くの女性が「29歳」を若さと老いの境目と認識していた。

一方男性は、3分の2が「性能力の衰え」を老いと考えていることが明らかになった。ほかには「バーの音楽をうるさく感じるようになった時」（22％）などが挙げられ、多くが「57歳」以降に老いを感じ始めている。

この結果について、英ランカスター大学のキャリー・クーパー心理学教授は「老いに関する男女間の意識の大きな差は、社会の現実がもたらしたもの。われわれの社会においては、女性の魅力は特に重要である」と話している。（翻訳・編集/HA）