Record China 2007年1月14日(日) 3時37分
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捕まえたカラスガイの殻を開いたところ、中から送子観音の浮き彫りが現れた。非常に不思議な現象に思われたが、鑑定の結果やはりこれは人工物であることが分かった。
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2007年1月12日、江西省九江市の余(ユー)さんが、レコードチャイナのカメラマンに不思議な貝殻を見せてくれた。この2枚のカラスガイは外から見ると普通の貝だが、中には子授けの神といわれる「送子観音」の浮き彫りが見られる珍しいものだ。
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余さんの話によると、このカラスガイの殻は6年前に、農家の老人たちが皆で貝を捕っていた時に発見したものだという。捕まえたカラスガイを開いてみたところ、中からこのような美しい観音様が現れたのだそうだ。余さんは今回、郷里から福建省厦門(あもい)市にこの不思議な貝を持って行き、専門家に鑑定を依頼した。
この日の午後、厦門大学海洋研究所の専門家による鑑定結果が出たが、それによるとこの送子観音は人が貝に手を加え、3〜4年という長い年月をかけて作られた物だそうだ。観音の形をした異物をうまく貝の中に挿入し、貝がその上を真珠層でコーティングすると、このような真珠色に輝く観音の形になるのだそう。
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