東日本大震災の損失額は約19兆円=悪影響はアジア各国に波及―世界銀行

Record China    2011年3月22日(火) 11時53分

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20日、世界銀行は、東日本大震災による日本の経済的損失は最大2350億ドルに達するとの試算を発表した。日本経済にとっての打撃となるだけではなく、韓国やタイなどアジア各国の経済にも影響は波及するという。写真は自民党が東京・渋谷で行った募金活動。

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2011年3月20日、世界銀行は、東日本大震災による日本の経済的損失は最大2350億ドル(約19兆1000億円)に達するとの試算を発表した。21日、網易が伝えた。

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世界銀行は、日本の被害額は1230億ドル(約9兆9800億円)から2350億ドルの間になると試算している。今年の経済成長率を0.5ポイント引き下げる影響をもたらすという。また復興には5年間が必要になるとの見通しも示している。

日本の内需と工業生産の短期的な落ち込みは、アジア地域の貿易にも悪影響を与える見通し。工場の生産停止により、韓国市場における日本製チップ価格はすでに20%上昇した。タイでは日本製自動車部品がすでに底をついた。東アジアの主要な部品生産国、資本輸出国である日本の災害はサプライチェーンを混乱させ、影響はさまざまな業界に及ぶものと見られている。(翻訳・編集/KT)

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