中国、インドにある抗日遠征軍烈士共同墓地の観光地化に意欲―中国メディア

Record China    2018年1月16日(火) 9時20分

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15日、中国はインドにある「抗日遠征軍烈士共同墓地」の観光地化に意欲を示しているという。資料写真。

2018年1月15日、中国紙・環球時報によると、中国はインドにある「抗日遠征軍烈士共同墓地」の観光地化に意欲を示しているという。

コルカタの中国総領事館によると、馬占武(マー・ジャンウー)総領事や現地の中国系企業の関係者らは12日、ジャールカンド州ランガルにある中国抗日遠征軍烈士の共同墓地を参拝した。

中国総領事館によると、1942年から45年まで約10万人の中国抗日遠征軍兵士がランガルに駐留していた。共同墓地は現在667基あり、多くが無名烈士で、40人の名前だけが判明しているという。共同墓地が所在する地域はインド国防省の管轄で、現地の華僑華人らが近年、修繕を行ってきたという。

14日付のインド英字紙ザ・タイムズ・オブ・インディアによると、馬総領事は「中国政府は、中国の人々にほとんど知られていないこの共同墓地について宣伝活動を行う。今後インドを訪れる中国人は、勇敢な中国の軍人たちがこの地に埋葬されていることを知るだろう。ランガルの中国人墓地は、中国とインドの人々の友好を示す『沈黙の証人』だ」と述べ、墓地を世界的な観光スポットにするために地元政府と協議していることを明らかにした。(翻訳・編集/柳川)

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