大手TV局が被災地を24時間報道、日本人の「民度」「秩序」に感動―台湾

Record China    2011年3月15日(火) 6時58分

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13日、東北地方太平洋沖地震の発生を受けて、台湾の各テレビ局も続々と取材チームが日本入り。被災地の様子を報道している。写真は海外から地震被災地への救助隊。

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2011年3月13日、東北地方太平洋沖地震の発生を受けて、台湾の各テレビ局も続々と取材チームが日本入り。被災地の様子を報道している。聯合報が伝えた。

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11日、台湾最大の台湾電視台(TTV)、中華電視台(CTS)、TVBS局、三立電視台(SET)、中天電視台(CtiTV)といった大手各社の取材チームが日本入り。報道ステーションを東京に置き、地震被害の深刻な宮城県、福島県、青森県を中心に記者を配置して、24時間体制の取材と報道を続けている。

中華電視では、人気女性キャスターの謝安安(シェ・アンアン)が自ら進んで取材を希望し日本入り。被災地の深刻な様子について、時おり涙を見せながら報道し台湾の視聴者に訴え、さらに頻発する余震の恐怖を伝えている。謝安安のコメントによると、今回の取材であらためて日本人の民度の高さに触れ驚いたとのこと。東京では混乱する鉄道各駅でも人々が押し合うこともなく、みんなが非常に秩序正しいこと、さらに飛び交う噂話や根拠のない情報に惑わされることなく、互いに注意を喚起している様子を、感動をもって伝えている。

自然災害による被災地報道の経験が豊富な謝安安は日本への出発にあたり、「とにかく紙パンツだけは大量に用意した」とのこと。取材スタート後、予想したとおり非常に役に立っているという。(翻訳・編集/Mathilda

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