新疆ウイグル自治区のカシュガルとイリに経済特区、トップが明かす―米華字メディア

Record China    2011年3月11日(金) 0時9分

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8日、中国新疆ウイグル自治区トップの張春賢・党委書記は、中国政府が同自治区のカシュガルとイリ・カザフ自治州に経済特区を設置する計画であることを明かした。写真はカシュガル。

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2011年3月8日、中国新疆ウイグル自治区トップの張春賢(ジャン・チュンシエン)党委書記は、中国政府が同自治区のカシュガルとイリ・カザフ自治州に経済特区を設置する計画であることを明かした。米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。

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香港紙・文匯報によると、張党委書記は「中央政府の特別の配慮により、2つの特区設置が承認された。これまでの特区の集大成になる予定だ」と述べた上で、「2つの経済特区は深センとは違う道を歩むはず。豊富な資源という強みを生かす形になると思う」との見方を示した。

イリ・カザフ自治州は同自治区の西北部に位置する中国唯一の副省級自治州。グルジャ(伊寧)市を州都とし、タルバガタイ(塔城)、アルタイ(阿勒泰)の2地区を管轄する。一方のカシュガル市は古くからシルクロード交易の要衝として栄えた中国最西端の都市。

中国政府は09年にウルムチで起きた大規模騒乱を受け、昨年、同自治区の長期的な発展と安定に向けた政策を話し合う「新疆工作座談会」を初めて開催、5年以内に1人あたりGDPを全国平均並みに引き上げることなどを決定していた。(翻訳・編集/NN)

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