2011年3月9日、中国自動車工業協会は2月の新車販売台数を発表。1年11カ月ぶりとなる低水準となった。10日、中国証券報が伝えた。

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2月の中国自動車販売台数は126万7000台。先月比33％減と大幅減を記録した。2月には旧正月の長期休暇があるため、毎年販売台数が減少するのが常。昨年も前月比27％減だったという。しかし前年同月比で見ても4．6％増と1年11カ月ぶりに1ケタ台の伸びにとどまった。

中国自動車工業協会関係者は伸び率が鈍化した理由として2つの要因を挙げている。第一に金融危機対策の自動車販売促進政策が年初に打ち切られ、北京市で渋滞対策のナンバープレート抽選制が導入されるなど政策環境が変化したこと。

第二に過去2年間の急ピッチな市場拡大に伴い、自動車販売台数がすでに相当な規模に成長したことだという。こうした要因から、今年は過去2年のような急成長は見込めないとの見通しを示した。（翻訳・編集/KT）