Record China 2011年3月4日(金) 23時54分
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1日、江蘇省泰州市の工事現場で明代のものとみられる木製の棺から女性のミイラが発見された。保存状態は極めて良好で腐敗しておらず、まつ毛まで残されていた。
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2011年3月1日、江蘇省泰州市の工事現場で発見された明代(1368年−1644年)のものとみられる木製の棺から女性のミイラが発見された。保存状態は極めて良好で腐敗しておらず、まつ毛まで残されていた。3日付で地元紙・揚子晩報が伝えた。
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先月24日、同市内の工事現場から木製の棺が3つ発見され、翌25日に泰州博物館へと運ばれた。うち2つの棺はすぐに開封されたが、遺体はすでに白骨化していた。だが、1日になり、残りの1つを開けてみたところ、液体に浸された女性の遺体が見つかった。
遺体の保存状態は極めて良好で腐敗もしていなかった。くるぶしの辺りはまだ弾力も残っており、顔は目、鼻、まつ毛まではっきりと確認できる。身長は150cm前後で、全身が布でくるまれていた。
腐敗防止の薬草が入っていたことから身分の高い女性との見方もあるが、全身を布でくるむ埋葬方法は庶民のもの。女性の身分を記載した副葬品なども見つかっていない。
遺体が腐らなかった原因について、同博物館の汪維寅(ワン・ウェイイン)館長は「棺の中が液体で満たされた状態だったことで密封性が保たれ、腐敗の原因となる微生物や酸素が入り込まなかったのではないか」と話している。(翻訳・編集/NN)
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