2011年3月3日、中国大手ポータル・テンセント(騰訊)によると、米アップル社が2日(現地時間)にカリフォルニアで2011年の新製品を正式発表した。最新のタブレット型コンピュータ「iPad2」の販売価格は499ドルから。これにともない、旧iPadは中国のアップルストアでは早速、1000元（約1万2500円）も値引きを敢行した。

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第1世代のiPadと比べると、新しいiPad2には8つの大きな変更がある。CPUがデュアルコアのA5となり、より軽くそしてより薄く、従来のブラックモデルにホワイトモデルも加わり、HDMI出力をサポートしたほか、WCDMA/CDMA 2000の両3Gネットワーク対応、フロント・バックカメラ、iOS4．3の搭載、そして専用の保護カバー「Smart Cover」と、外見から内部まで多くの点で全面的に変更が加えられている。

iPad2が発表されると、中国や香港のアップル・オンラインストアでは大胆ディスカウントを決行。中国では旧iPadの価格が3988元（約5万円）から2988元（約3万7500円）に引き下げられ販売されるようになった。一方、米国では旧モデルに代わって、11日より新しいiPad2が販売されるというが、中国での発売時期は未定の上、延期の可能性も報じられている。（翻訳・編集/岡田）