<中国ジャスミン革命>記者暴行、拘束問題=海外メディアが記者会見で追求―中国外交部

Record China    2011年3月3日(木) 11時22分

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1日、中国外交部の定例記者会見が開催された。数十社もの海外メディアが出席。2月27日の記者への暴行及び一時拘束について厳しい質問を浴びせた。写真は北京の抗議集会地点となった王府井。

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2011年3月1日、中国外交部の定例記者会見が開催された。数十社もの海外メディアが出席。2月27日の記者への暴行及び一時拘束について厳しい質問を浴びせた。2日、北米華字ニュースサイト・多維ニュースが伝えた。

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中国各都市で抗議集会を呼びかける「中国ジャスミン革命」の第2回集会日となった2月27日。北京や上海の集会地点では多くの外国人記者が取材に集まった。しかし、北京市の集会場所である王府井では、記者が正体不明の人間に暴行を加えられる、警察に一時拘束されるなどの事件が起きた。1日の記者会見は質問の形を借りたメディアの抗議という様相を呈した。

記者会見の開催時間は1時間半と史上最長。同一問題に関する質問でも最多となった(30人以上が記者暴行、拘束問題を質問した)。質問に答える姜瑜(ジアン・ユー)報道官は数回にわたり、王府井に関する質問をしないようにと呼びかけている。

姜報道官は、王府井に集まった記者たちは国務院537号令に違反していると指摘。海外の記者が大規模かつ長時間、繁華街に集まったことで正常な秩序が乱された。よって警察が移動を命じたのは合法的であると主張した。

外交部ウェブサイトは定例記者会見の模様をウェブサイトで公表している。ところが1日の記者会見記録には、「王府井」に関する質問がきわめて簡略化されたやりとり1件しか掲載されていない。(翻訳・編集/KT)

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