<在日中国人のブログ>石から紙が作れる?中台合弁企業が生産を開始

Record China    2011年2月26日(土) 8時26分

拡大

18日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健氏は「石から紙が作れる?中台合弁企業が生産を開始」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は孔氏も出席した生産開始の記念式典。

(1 / 3 枚)

2011年2月18日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健(こう・けん)氏は「石から紙が作れる?中台合弁企業が生産を開始」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその概略。

その他の写真

石からできた紙、「ストーンペーパー」を作るプロジェクトが中国・安徽省淮北市で始動した。年産36万トンを目指すという。この「石からできた紙」の主成分は石灰岩で、これに無毒のポリエチレンと助剤が加えられる。紙パルプを使わないから自然を破壊しないで済み、環境に優しい。

普通の紙と違うのは、耐水性に優れ、腐ったり虫がついたりせず、燃えにくく破れにくい。生産の過程で水を使わないので排水もない。漂白剤を使っておらず石灰岩の自然の白さが生かされている。そのまま廃棄されても数カ月で石灰岩へと分解し、自然にかえるそうだ。

台湾の専門家によると、石灰岩の含有量が半分を超えるものだけが「ストーンペーパー」と称することができるが、安徽省のものは含有量70〜80%だ。「ストーンペーパー」の生産が始まった淮北市は安徽省北部に位置する都市で、国家資源型都市転換モデル都市に指定されている。(翻訳・編集/NN)

●孔健(こう・けん)

孔子の直系第75代目の子孫で、孔子研究家、日中関係評論家。山東大学日本語学科を卒業、1985年に来日。96年、チャイニーズドラゴン新聞を創刊。NPO法人日中経済貿易促進協会理事長などさまざまな日中関連の機関で代表を務める。「日本人は永遠に中国人を理解できない」「日本との戦争は避けられない」など著書多数。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携