2010年に不当拘束されたジャーナリスト、中国とイランが最多―米非営利団体

Record China    2011年2月19日(土) 12時20分

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15日、米非営利団体は2010年12月時点で、世界各国で不当に刑務所に入れられたジャーナリストは145人に上り、うち中国とイランが各34人で最多だったと発表した。写真は05年9月、吉林テレビ局と長春テレビ局の記者が取材中に襲撃された現場。

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2011年2月15日、米国の非営利団体「ジャーナリスト保護委員会」(CPJ)は、2010年12月時点で、世界各国で不当に刑務所に入れられたジャーナリストは145人に上り、うち中国とイランが各34人で最多だったと発表した。16日付で米華字サイト・多維新聞が伝えた。

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CPJが発表した2010年に世界各国で取材中に殺害されたり、不当に刑務所に入れられたりしたジャーナリストに関する年次報告によると、同12月1日時点で服役中のジャーナリストは145人に上り、うち中国とイランが各34人で最多を占めた。

また、殺害されるなどして死亡したジャーナリストは44人、取材絡みで死亡したジャーナリストは31人に上った。国別ではパキスタンが最多の8人。これにイラン(5人)、ホンジュラス(3人)、メキシコ(3人)、インドネシア(3人)、ソマリア(2人)が続いた。このほか、2007年にはほぼゼロだったネットメディアのジャーナリストも6人が死亡しており、増加傾向にあるという。

CPJは1981年に設立された米ニューヨークに本部を置く非営利団体。メディアの自由とジャーナリストの権利を守ることが主な目的。年次報告は1992年から毎年行っており、これまでに累計で799人のジャーナリストが殺害されているという。(翻訳・編集/NN)

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