中国フィギュア選手の年齢詐称問題でIOCロゲ会長が調査を指示―中国紙

Record China    2011年2月17日(木) 9時1分

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16日、年齢詐称疑惑が浮き上がっているスケートの9人の中国人選手について、中国スケート協会は疑惑を否定し、中国側の資料に誤記載があったと釈明した。写真は年齢詐称疑惑が指摘された張丹・張昊ペア。

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2011年2月16日、新京報によると15日、米メディアが中国スケート協会のウェブサイトで公表している9人の選手の年齢が、国際スケート連盟(ISU)の資料と合致しない、と報じた。中国冬季五輪センター主任がこの年齢詐称疑惑を否定、中国側の資料に誤記載があったと釈明した。

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記事によると、年齢詐称の疑いがあると米メディアが指摘したのは張丹・張昊ペア、隋文静・韓聡ペア、耿氷娃、許斌妹の各選手など有名選手を含む9人。

ISUの規定によると、五輪と世界選手権に参加できるのは大会開催前の7月1日の時点で満15歳以上の選手、他の大会は満14歳以上の選手とされている。ジュニアの年齢規定では、満13歳から満19歳(男女シングルとペア女子)または満21歳(ペア男子)との制限がある。

記事は、中国スケート協会によれば張丹選手の誕生日は1987年10月4日で、02年のソルトレイクシティ冬季五輪では満15歳未満ということになり、参加資格がなかったことになると指摘した。同選手とペアを組む張昊選手の誕生日も1982年2月6日で、03年に優勝したジュニア選手権では規定年齢を過ぎていたことになる。

記事によると、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長が事実関係の調査に乗り出すことを示唆したという。中国側は、中国スケート連盟の資料に記載された年齢に誤りがあっただけで、年齢詐称の事実はないとしている。張丹・張昊両選手も疑惑を真っ向から否定している。(翻訳・編集/津野尾)

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