中国の国際的イメージ、巨大スクリーンでCM放映だけで変わらない―米華字メディア

Record China    2011年2月9日(水) 18時42分

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1月26日、米華字ニュースサイト・多維ニュースは記事「国家イメージを築きたいと欲するのならば、外ではなく内で整えなければならない」を掲載した。写真は天安門広場脇、中国国家博物館入り口に建てられた孔子像。

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2011年1月26日、米華字ニュースサイト・多維ニュースは記事「国家イメージを築きたいと欲するのならば、外ではなく内で整えなければならない」を掲載した。以下はその抄訳。

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先日、天安門広場脇に巨大な孔子像が登場した。さらに米ニューヨーク市タイムズスクエアには中国国家イメージフィルムを放映する巨大スクリーンが登場した。中国国内外で、民族の繁栄と栄光のイメージを宣伝する活動が続けられている。

中国経済は成長した。お金もある。ならば独自のソフトパワーを築かなければならない。こうした主張は間違ったものではない。だが、国家イメージとは外での宣伝活動のみによって築かれるものではなく、長期に渡り内実を備えて初めてできあがるものだ。

今、最大の問題は中国と世界との認識に大きな溝があること。中国は自国が「善行を重ねている」と考えているが、国際社会は中国にはなにか別の意図があるに違いないと感じている。なにやら謎めいた存在としてとらえられているのだ。

国家イメージフィルムはたんなる始まりに過ぎない。国家のイメージを新たにし、中国を覆う神秘のヴェールをはぎとることが求められている。(翻訳・編集/KT)

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