中国を制する者が外交を制する?“中国通”を外務要職に―韓国

Record China    2011年2月5日(土) 5時44分

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2日、韓国の外交における米中2カ国の影響力増大を受けて、中国での職務経歴が豊かな“中国通”が外交通商部の要職に就くことがふさわしいとの声が上がっている。写真は北京市で行われた中韓国交正常化18周年記念公演。

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2011年2月2日、環球網によると、韓国の外交における米中2カ国の影響力増大を受けて、中国での職務経歴が豊かな“中国通”が外交通商部の要職に就くことがふさわしいと韓国政府高官が指摘した。

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記事によると、現在韓国外交通商部では次官人事が進められているが、難航している。同部が内閣に対して推薦しているのは朴●雨(パク・ジュンウ、●は日に俊の右)と朴錫煥(パク・ソクファン)の両氏。朴氏は駐ベルギー大使や駐EU大使などを歴任。一方、朴錫煥氏は駐ベトナム大使などを務めたが、いずれもアジア、とくに中国での職務経験を持つことで共通している。

2010年に起きた天安艦・延坪島砲撃事件をめぐり疎遠になった中国との関係回復の必要性が認識されていることも、その背景にある。「これまで駐米公館関係者が外交の主流を掌握してきたが、これからは“中国通”の需要が高まる」との声が上がっている。(翻訳・編集/岡田)

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