中国の軍拡は予想を超えている、米の軍事費削減計画に懸念の声―英メディア

2011年2月1日、英ロイター通信は、中国が軍拡を続ける一方で、米国が軍事費の削減を計画していることに対し、米国の国会議員などから懸念の声が挙がっていると報じた。環球網が伝えた。以下はその内容。

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驚異的な経済成長を遂げた中国の軍事力は、この10年で米国の予想を上回る成長を遂げた。中国が開発中の空母や迎撃ミサイルなどの存在は周辺国や米国に警鐘を鳴らす。米国の国会議員を始めとする評論家たちは中国が急速な軍拡を続ける一方で、米国が軍事費の削減を計画していることに懸念を隠せない。このままでは中国の軍事力の前に「打つ手なし」になってしまうのではないか、と。一部の専門家は「中国の軍事力増強に伴い、米中両軍の誤解も広がる可能性がある」と危機感を募らせる。

米国の2010年の軍事費は5300億ドル（約43兆円）で、中国の5321億元（約6兆7000億円）を大きく上回る。だが、国際社会では中国が実際の数字をごまかしているのではないかと見る向きが多い。（翻訳・編集/NN）