病院で死亡の患者の遺族20人、逆上して医師らを襲撃=10人が負傷―上海市

Record China    2011年2月2日(水) 11時15分

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31日、上海市の新華医院心臓外科で、患者親族による医療スタッフへの暴行事件が発生した。死亡した患者の遺族が刃物で医師を切りつけ、10人が負傷、6人が入院する事態となった。写真は上海市新華医院。

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2011年1月31日、上海市の新華医院心臓外科で、患者親族による医療スタッフへの暴行事件が発生した。2月1日、東方網が伝えた。以下はその抄訳。

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31日午前8時、死亡した患者・劉永華(リウ・ヨンホア)氏の遺族が集まり、救急診療部と病院入口に祭壇を作り、垂れ幕を懸けるなどして、車両の通行を妨害。病院は警察に通報したが、警官の説得にも遺族らは応じなかった。

午前10時半、遺族ら約20人は心臓外科病棟に侵入。オフィスに侵入し、心臓外科副主任を刃物で切りつけた。また負傷した主任を8階の窓から投げ落とそうとしたという。他の医師らが遺族をとめようとしたが、逆に切りつけられ負傷した。

病院関係者10人が負傷。うち6人は入院する重傷となった。最も傷が重かった関係者は心臓まであと1.5センチの位置まで傷は達していたという。(翻訳・編集/KT)

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