2011年2月1日、昨年のドラマ撮影中に大やけどを負ったS．H．EのSelinaについて、所属レコード会社の華研唱片（HIM）が、ドラマ制作会社側との和解声明文を発表した。聯合報が伝えた。

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台湾トップの人気ガールズユニットS．H．EのSelinaは昨年10月22日、上海市でドラマ「我和春天有個約会」を撮影中、セットに設置されていた爆薬が不慮の爆発事故を起こし、体の54％に及ぶ大やけどを負った。

1日、S．H．Eが所属するレコード会社の華研唱片（HIM）は、声明文を発表。制作会社の上海新文化公司および投資側の湖南衛星テレビと和解したことを明かし、医療費や慰謝料の支払い責任についても述べている。

声明文によると、Selinaの治療費、形成術費用、リハビリ費用、治療期間に損失するギャラ（1年分）、精神的損害への慰謝料、心理カウンセラー費用の支払いはすべて、加害者側との和解条件に含まれるとのこと。金額は明らかにされていないが、人気スターだけに、驚きの数字に達すると予想されている。

台湾メディアによると、湖南衛星テレビは単なる投資側という立場により、損害賠償の責任は負わないため、番組製作側単独でこの高額を負担する能力があるかどうか、今後の対応が注目されている。

和解については、Selina本人も所属レコード会社を通じてコメントを発表。「私を愛してくれる2人の男性（父親と婚約者）にも安心してもらい、これでいい旧正月を迎えられると思う」と、喜びを伝えている。（翻訳・編集/Mathilda）