Record China 2011年2月1日(火) 13時53分
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1月31日、中国紙は、日本の大手ポータルサイトに「在日中国人が1円玉をかき集め本国に送るという『抗日救国』運動を展開している」とするでっち上げ記事が掲載されたと報じた。写真は南京のアルミ製品製造工場。
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2011年1月31日、中国紙・環球時報は、日本の大手ポータルサイトに「在日中国人が1円玉をかき集め本国に送るという『抗日救国』運動を展開している」とするでっち上げ記事が掲載されたと報じた。以下はその内容。
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中国人が日本の1円玉を格安で手に入るアルミ資源として大量に持ち去っている。いつか日本から1円玉が消えてなくなる日が来るかもしれない―。これは日本の大手ポータルサイトのニュース欄に掲載された記事だ。在日中国人がアルミ不足の中国を助けるため、日本の1円玉をかき集めて本国に送ったり持ち帰ったりする「抗日救国」運動を展開しているというものだ。
北京五輪や上海万博、広州アジア大会に合わせ大規模な突貫工事が行われた結果、中国は深刻なアルミ不足に陥っている、と記事は指摘。これを解決するために在日中国人が始めたのがこの「1円玉作戦」で、日本各地で1円玉への両替を希望する中国人が後を絶たないとも伝えられた。記事は「日本から1円玉が消えてなくなるかもしれない。流通量の激減は日本に多大な損害を与えることになる」と危機感を募らせている。
記事によると、1円玉の製造コストは1枚あたり3円もかかるため、実は多く作れば作るほど国の赤字が増えることになる。「1円玉作戦」は日本をさらなる苦境に陥れることになり、「中国人にとってはまさに一石二鳥」であるとも紹介された。
昨年後半から、日本メディアは在日中国人を侮辱するデタラメ報道を多く流すようになった。あるジャーナリストが「68万人に上る在日中国人は本国命令でテロや戦争を起こす危険性がある」という驚くべき発言をしたほか、大手新聞社も「中国人が日本の水資源を奪おうとしている」と報道。これ以外にも事実無根のでっち上げ記事が堂々と日本の各メディアに掲載されていると同紙は伝えている。(翻訳・編集/NN)
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