Record China 2011年1月27日(木) 17時54分
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23日、吉林省で行われた公務員の健康状態調査で、肥満率51.3%、高血圧35.8%など生活習慣病を患っているケースが多数発見されただけでなく、心の健康状態にも問題があることが分かった。写真は貴州省の公務員。
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2011年1月23日、中国吉林省で公務員517人を対象に健康状態の調査を実施したところ、肥満率51.3%、高血圧35.8%など生活習慣病を患っているケースが多数発見されただけでなく、心の健康状態にも問題があることが分かった。新華社通信サイト「新華網」が伝えた。
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調査は、吉林大学と吉林省健康教育所が共同で、09年から10年の2年間に吉林省の公務員517人を対象に実施した。その結果、同省の公務員には、1.生活習慣病の検出率が高い、2.生活習慣病の若年化、3.不健康な生活スタイルの問題が突出、4.心の健康状態も楽観視できない―という4分野に問題があることが分かった。
具体的な数値は、体重オーバーと肥満(51.3%)、高脂血症(39.8%)、高血圧(35.8%)、高血糖値(22.6%)、脂肪肝(51.8%)、高尿酸血症(17.6%)、メタボリック症候群(19.3%)などの結果だった。
また、飲酒率は74.5%で、男性(87.7%)、女性(49.1%)、喫煙率は35.2%で、男性(53.1%)、女性(0.9%)だった。
心の健康状態については、54.7%が仕事中に倦怠感があり、うち7%が「焦ってイライラする」状態を示し、20.4%にうつの状態が見られた。
調査に関わった吉林省健康教育所の李海波(リー・ハイボー)所長は、健康チェックは慢性の非伝染性疾患の予防とコントロールの有効な措置であるとし、「今回の調査で公務員の健康状態が楽観視できないことが分かった」と話している。(翻訳・編集/HA)
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