<胡錦濤訪米>経済協力協議に成果、懸案の人民元レート問題に進展なし―米国

Record China    2011年1月22日(土) 11時32分

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21日、胡錦濤・中国国家主席の訪米は中国メディアのみならず、海外メディアのトップトピックとなっているが、米紙ワシントン・ポストは懸案の人民元レート切り上げ問題はまったく進展しなかったと厳しく指摘している。写真は人民元。

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2011年1月21日、中国新聞社によると、胡錦濤(フー・ジンタオ)中国国家主席の訪米は中国メディアのみならず、米国メディアをはじめとする海外メディアのトップトピックとなっているが、米紙ワシントン・ポストは懸案の人民元レート切り上げ問題はまったく進展しなかったと厳しく指摘している。

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中国が過剰な貿易黒字を抱える現状を解消し、米国の対中輸出を促進するためには人民元切り上げ問題は不可欠。数年間にわたりこの問題は米中間で話し合われているが、一向に進展する気配はない。英紙フィナンシャル・タイムズによると、胡主席は、低価格・高品質の中国製品の輸出は米国消費者の生活を助けていると真っ向から反論したという。

一方で経済協力については大きく進展した。航空、宇宙、インフラ整備、クリーンエネルギーなどの分野で新たに協力することで合意した。中国官制メディアもこの意義を強調。胡主席訪米によって米中の経済・貿易関係は新局面を迎えたと評価した。(翻訳・編集/KT)

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