Record China 2011年1月21日(金) 7時49分
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18日、米紙ニューヨーク・タイムズは記事「中国では意外な事態への備えが必要」を掲載。米国とは全く違う商習慣に注意する必要があると指摘した。写真は10年3月、北京で開催された中国国際紡績紡ぎ糸展に参加する外国商人ら。
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2011年1月18日、米紙ニューヨーク・タイムズは記事「中国では意外な事態への備えが必要」を掲載した。19日、環球網が伝えた。
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「米国人は決まったタイムスケジュールに従うことに慣れており、いつどこへ行くべきかを知っています。しかし中国ではすべてが臨機応変なのです」。そう話すのは上海のコンサルティング企業に勤める周氏。「決して約束を守らないとかではなく、伝統なのです」
例えばある工場に電話し、来週訪問する約束をとりつけたとする。その時、「何時にお会いしましょうか?」と聞いた場合、通常返ってくるのは「到着したら電話してください」という答えだ。
それだけではない。もし相手側がより重要な人物との会う約束が入ったならば、例え約束を取り付けていたとしもすぐにキャンセルされてしまう。中国ではこうした意外な事態に備えなければならない。
また、中国といっても各地域ごとに大きな違いがあることも見過ごせない。英国の影響を強く受けた香港から珠江デルタ地域へと移ると、欧米人の多くは違いに戸惑うという。なぜならば珠江デルタは香港以上に値段交渉が激しい世界だからだ。
あるメディア専門家によると、広東省など珠江デルタ地域は市場文化が強く、書面の契約よりも口頭の約束が重んじられる傾向が強いという。ある広告企業の責任者は言う。「全体をまとめるとするならば、北方は官僚的で組織的。上海は法人化、国際化された地域。南方はより企業精神にあふれた地域というところでしょうか。」(翻訳・編集/KT)
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