Record China 2011年1月20日(木) 10時23分
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18日、「中国は韓国で親中勢力を育てるべき」と、韓国北方圏交流協議会の丁海[員力]理事長が中韓関係についてインタビューに答えた。写真は在中韓国人の子女たち。
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2011年1月18日、環球網によると、中韓国交正常化からおよそ20年が経過し、中国は韓国にとって最大の貿易相手国となるなど中韓関係が年々深まっている中、韓国北方圏交流協議会の丁海[員力]理事長が中韓関係についてインタビューに答えた。
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丁理事長はこれまで300回以上中国を訪れた中国問題の専門家。自ら「親中派」としている。近年、中国で反韓感情が起こっていることについて、「中国はここ20年余りで急速に発展したが、こうした時期の若い世代は自分の国に対して強いプライドを持つようになる」と、その背景を指摘。
例えば韓国の一部の人が「韓国は中国よりも進んでいる」と発言することに中国の若い世代は強い不満を持つが、同様の心理は過去に日本や米国・韓国も経験しており、経済や文化の成熟とともにこうした心理は徐々に消えていくだろうと、丁氏は指摘する。そのため、こうした心理は一時的なものであって、さしたる問題にはならないとの見解を示した。真の愛国心とは他国の一方的な批判ではなく発展的会話を重んじ、祖国の発展に貢献する心を持つこと、寛容な心を持つことだと説いた。また、韓国人の嫌中感情については、メディアによる偏向報道の影響が強いことを指摘した。
今後の中韓関係については、「韓国は他国を侵略したことのない平和を愛する国だ」とした上で、近現代において「韓国は米国や日本と関係が深く、親日・親米派が強い力を持ってきたのが現状だ」とし、近年には中韓関係が深まってきたとはいえ、親中派は数も少なく、勢力としてはまだまだ弱いという。そのため、丁氏は「中国は韓国における親中派を育成すべきだ」と主張し、親中国勢力を強めれば、中韓関係はさらなる成長を遂げるだろうとしている。(翻訳・編集/岡田)
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