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14日、胡錦濤中国国家主席の今月18日からの訪米を控えてヒラリー・クリントン米国務長官が演説し、米中関係の今後について触れた。資料写真。
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2011年1月14日、胡錦濤中国国家主席の今月18日からの訪米を控えてヒラリー・クリントン米国務長官が演説し、米中関係の今後について触れた。香港の衛星TV局・フェニックステレビ電子版が伝えた。
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「米中関係は重要な時期に入っている。双方にとって意義ある協力関係を築くべきだ」としたクリントン長官。中国のめざましい成長を称賛しながら、両国の成長が双方にとって有益であるとの見解を示した。
中国脅威論については、「米国は中国が大国へ成長を遂げることを無意識のうちに抑制していたかもしれないが、今後は互いが積極的に協力を進め、全面的な関係を築かなければいけない」と発言。多方面でウィン-ウィンの関係を築く必要を示しながらも、同時に、ある分野に関してはライバル関係にもあるとした。アジア太平洋地区の情勢については、互いの利益のために手を携えつつ、中国が北朝鮮問題で特別な役割を担うよう求めた。
軍事関係については、「さらに透明性を高めたい」とした。今年春にも米中経済戦略対話が開かれる経済関係については、「両国が世界経済の均衡に尽力すべきだ。中国は人民元切り上げを推進し、在中米国企業に対する不公平な政策を取りやめることを望む」と厳しい声も飛ばした。(翻訳・編集/愛玉)
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