2011年1月9日付・韓国聯合ニュースの報道によると、現代経済研究院が発表した報告書「グローバル2020トレンド」は、日中韓の3国が2020年にも世界最大の経済圏になると予想した。

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同報告書は、日中韓が経済統合地域共同体を形成し、世界経済を牽引する可能性を示唆。その際には、3カ国の国内総生産（GDP）の総計が世界の23．6％を占め、米国や欧州を超えると予想した。 また、3カ国が自由貿易協定(FTA)を締結することで、3国間の貿易が全北東アジアの70％を占め、全世界の留学生の15％が3カ国で就学するという。

世界の主要経済圏が多元化することで米ドルの勢いが弱まり、北東アジア圏では米ドル・ユーロ・アジア共通通貨など複数の通貨が主要通貨となるだろうと予測している。しかし、経済統合地域共同体の形成の過程には、イデオロギー・宗教・資源・環境などの各分野で“国境なき戦争”が繰り広げられるだろうとも指摘している。(翻訳・編集/愛玉)