2010年の航空機事故は28件、死者は828人、アジア・中東の航空会社が大半―独誌

Record China    2011年1月7日(金) 6時45分

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5日、英航空情報サービス会社Ascendによると、10年の世界の航空機事故は28件、死者は828人に上った。写真は昨年8月、黒竜江省伊春市の空港で河南航空機が着陸に失敗、爆発炎上し、43人が死亡した事故で、北京に搬送された10人の負傷者。

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2011年1月5日、英航空情報サービス会社Ascendは2010年の世界の航空機事故は28件、死者は828人に上ったとする報告を発表した。ドイツ誌フォークスの報道を国際在線が6日付で伝えた。

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報告によると、2010年の世界の航空機事故の確率は飛行130万回に1回、死者は380万人に1人だった。事故のほとんどはアジアと中東の航空会社によるものだった。2009年の事故件数23件、死者731人と比べ、若干増加している。

特に大きな事故は、5月にインド南部のマンガロール空港で起きたエアインディア・エクスプレス812便(B737−800)の墜落事故。飛行機は着陸の失敗により大破、炎上し、乗客乗員158人が死亡。このほか、7月にはパキスタンの航空会社エアブルーのエアバスA321がイスラマバード郊外のマルガラの丘に墜落し、乗客乗員152人が死亡した。

リビアの首都トリポリ空港でも5月にアフリキーヤ・エアウェイズのエアバスA330が墜落し、104人が死亡。1月にはエチオピア航空のボーイング737−800がレバノン・ベイルート国際空港を離陸直後に地中海に墜落、乗客乗員90人が死亡している。

報告によると、この4件だけで昨年の死者数の65%を占めた。(翻訳・編集/NN)

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