大手レコード会社「金牌大風」、お値段110億円のイーソン・チャン引き抜きも?―香港

Record China    2011年1月7日(金) 13時55分

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5日、香港きっての大手レコード会社「金牌大風」(TYPHOON GROUP)のCEO交替による発表記者会見が行われた。写真はイーソン・チャン。

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2011年1月5日、香港きっての大手レコード会社「金牌大風」(TYPHOON GROUP)のCEO交替による発表記者会見が香港で行われた。文匯報が伝えた。

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金牌大風の前CEOは、人気歌手ロナルド・チェン(鄭中基)の父親としても知られるノーマン・チェン(鄭東漢)氏。しかし同社はこのほど、著名実業家のポン・ワイヤン([广+龍]維仁)氏の投資によって太平洋環球管理亜州公司(PGMA)の傘下企業となり、伴ってCEOがポン氏に交替、その記者発表会が香港で行われる運びとなった。

ポン氏によると、今後の金牌大風は150億HKドル(約1610億円)の潤沢な資金を武器に、世界最大の芸能事務所を目指すとのこと。その計画の中には、中国の大手芸能事務所やアジア最大のモデル事務所・Elite社の買収も繰り込まれている。

所属タレントの層の厚さを強化することも課題の一つ。これについては、地元・香港にとどまらず全中華圏でトップ人気を誇る男性歌手イーソン・チャン(陳奕迅)の引き抜きが噂されている。インタビューに答えたポン氏によると、「イーソンは非常に魅力的だが、手に入れるには10億香港ドル(約110億円)必要と聞いている」とのこと。しかし「チャレンジしがいがある」と話し、興味を持っていることをメディアに暗示していた。(翻訳・編集/Mathilda

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