Record China 2011年1月5日(水) 19時46分
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2日、山東商報は記事「中国の多くの都市で『地下鉄大躍進』=専門家はメンツの争いをやめるべきだと提言」を掲載した。地下鉄ブームがわきあがる中、一部地方では不必要な建設も進められているという。写真は12月30日、北京市地下鉄15号線の開通初日。
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2011年1月2日、山東商報は記事「中国の多くの都市で『地下鉄大躍進』=専門家はメンツの争いをやめるべきだと提言」を掲載した。
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10年12月30日、北京市では地下鉄5路線が一気に開通した。渋滞緩和に大きな効果をもたらすとの期待を背負っている。北京市だけではなく、今や中国各地で地下鉄建設ラッシュが続いており、認可を待つ計画の数も増えるばかりだ。一方で莫大な建設費を要する地下鉄建設は慎重に計画するべきだとの意見もある。
全国各都市で建設が相次ぐ今、地下鉄は「近代的都市」のシンボルとなっている。だが莫大な建設費を要する地下鉄で利益を上げることは難しい。安易な計画では巨額の浪費を生み出すだけで終わると専門家は警告する。北京市のような渋滞が深刻化した都市ならばともかく、一部の都市ではむしろ路線バスなどの地上公共交通を充実させたほうが効果が大きいケースもある。
公共事業の効果やメンツに目がくらんだ地方官僚が鶴の一声で建設を決めるようなことがあってはならず、現地住民の声とニーズに合わせて建設することが求められるという。(翻訳・編集/KT)
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