2010年12月31日、鳳凰ブログに「現在の汚職はどの程度深刻なのか」と題した記事が掲載された。汚職一掃を掲げる中国政府の方針にもかかわらず、現実には社会のいたるところで汚職がはびこっている。市民生活にも関係が深いため、人々の関心も高い。以下はその概要。

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現在の汚職はどの程度深刻なのだろうか。官僚と企業家、あるいは官僚とマフィアの結託、経費乱用、官僚の愛人問題、無慈悲な土地強制収用、違法な陳情者弾圧、行政効率の低下、年金の赤字、豪奢な庁舎建設など問題は山積みだ。

先に挙げたように、汚職とは単なる贈収賄にとどまらない。贈収賄は「低レベル」の汚職官僚だけがやること。より深刻な問題は官僚と企業家が手を組み、市場を操作して莫大な利益を上げることにある。

政府は汚職取り締まりの成果を誇っているが、実際にどれほどの効果があったというのか。政府が市民の心情に応えて、汚職取り締まりを徹底。汚職官僚たちを牢屋に、ギロチン台に送り込むことを期待したい。政治改革がより制度をもたらすことを期待したい。中国政治が清廉潔白な官僚を生み出し、汚職と戦う官僚がより多く生まれる日を待っている。（翻訳・編集/KT）