Record China 2010年12月31日(金) 10時4分
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29日、「日本人はいつ頃から中国式の旧正月(春節)を過ごさなくなったのか」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。写真は北京・王府井の小吃街(屋台街)に掲げられた赤提灯。
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2010年12月29日、「日本人はいつ頃から中国式の旧正月(春節)を過ごさなくなったのか」と題した記事が中国のブログサイト・新浪博客に掲載された。以下はその内容。
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日本も以前は中国と同じように新年といえば旧正月(春節)を指していた。それが今のように1月1日とするようになったのは明治維新の後だろう。明治維新で日本政府は国民に西洋の習慣に従うよう熱心に教育した。通常、強制されたものを習慣にするのはたやすいことではない。だが、日本人という民族はそれをいとも簡単にやってのける能力を備えている。
しかも、日本人がスゴイのは外国文化を取り入れながらも、根っこの部分には必ず自分たちの文化を残すところだ。例えば、スーツの着用。日本人にとって入学式や入社試験にスーツを着るのは常識だが、卒業式だけは袴姿の学生が多い。世界の常識に合わせる部分とある程度自由にする部分をきっちりと分けて考えているようだ。
正月についても同様で、西洋式に1月1日を新年としたものの、その過ごし方は非常に伝統的。おせち料理にお年玉、初詣、紅白歌合戦―。この辺りは我々中国人と似ている部分が多い。さらに良く似ているのは焼香の習慣だ。日本人も中国人も普段は無宗教で、困った時だけ神頼みをする傾向にある。
だが、そこはさすがの日本人。とにかくあらゆる物を神として崇めてしまう。1番笑ったのは大阪天王寺動物園のコアラ神社だ。オーストラリアから海を渡ってやって来た動物が「神様」とは。このことからも分かる通り、日本人はどんな神様もありがたがる。手には数珠、自宅に仏壇を置き、新年には神社に初詣、クリスマスはバカ騒ぎする、というのが一般的な日本人像だ。
日本文化はタマネギのようだと言う人がいる。すべてが外来文化でできているため、一皮一皮むいていくと最後には何も残らないというものだ。だが、筆者は一房のぶどうのようだと考える。外来文化が大小様々なぶどうのように連なり日本文化を形成しているが、その一粒一粒には必ず伝統文化という種が入っている。(翻訳・編集/NN)
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