中国製武器が伝統的な欧米武器市場の脅威に―英軍事専門誌

Record China    2010年12月30日(木) 7時48分

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23日、英軍事専門誌が、来年から始まる第12次5カ年計画が、中国の工業改革の深化の前奏曲となるだろう、と予測した。写真は中国建国60周年の閲兵式。

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2010年12月23日、英軍事専門誌「Jane's Defence Weekly」は、来年から始まる第12次5カ年計画(2011〜2015)が、中国の工業改革の深化の前奏曲となるだろう、と予測した。28日付で東方網が伝えた。

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記事によると、中国は今回の改革により工業と科学技術のレベルを引き上げ、国産武器の供給をグローバル市場へと拡大していきたい考えだ。欧米諸国による武器の対中輸出の制限への対応、そして中国の「防衛白書」に明記された軍事目標から、中国は過去長期にわたって各分野での工業改革を推進してきた。同白書に記載されている「国防工業において2020年までに機械化を実現、情報化を進める」との目標が、羅針盤になる。

記事はまた、中国の国防工業改革の焦点は、軍民両用技術の軍事領域での運用と、自主開発に必要な核となる技術の向上による自主開発能力の強化の2点だと指摘。特に、軍民両用技術を発展させることは、それによる財政収入を直接軍事開発に向けることができる、との狙いもあると分析した。中国製武器はすでに伝統的な欧米武器市場においても、欧米製武器の脅威となりつつあるという。(翻訳・編集/

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