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<世論調査>丹羽大使が南京市を訪問=日中関係改善に期待も反日感情根強く―中国

Record China    2010年12月21日(火) 9時59分

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20日、丹羽宇一郎・駐中国日本大使は江蘇省南京市訪問を開始した。日中関係改善を示すものと評価する声もある一方で、日本の新防衛計画大綱の閣議決定を受け、関係はむしろ悪化しているとの指摘もある。写真は2010年12月12日、南京大虐殺追悼記念集会。

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2010年12月20日、丹羽宇一郎・駐中国日本大使は3日間の江蘇省南京市訪問を開始した。米中国語ニュースサイト・多維ニュースが伝えた。

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20日午後、南京市に到着した丹羽大使は記者会見を開催。その後、日本企業との座談会を開催した。夜には江蘇省高官と会見。翌21日早朝には朝の運動をしている南京市民との交流、南京外国語学校での講演、企業訪問などの日程が組まれている。

日本メディアは中国側の受け入れは尖閣諸島沖中国漁船事故衝突で悪化した日中関係改善を示すものと評価しているが、中国では先日、日本が閣議決定した新防衛計画大綱に対する批判が強い。

同大綱では、人民解放軍の活動活発化を取り上げ、国際社会が懸念を示していると論評。尖閣諸島など南西諸島の防衛強化方針を打ち出した。多維ニュースは新防衛計画大綱が日中関係をさらに悪化させたと指摘している。

また環球時報が実施した丹羽大使の南京訪問の賛否を問うネットアンケートでは、賛成が7%に対し反対が93%と大差がつくなど、市民の反日感情の根強さを示している(21日午前7時時点)。(翻訳・編集/KT)

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