2010年12月13日、中国の市場調査企業・CTRと英メディア調査企業Kantar Media TGIは共同で声明を発表し、米広告代理大手オムニコム・メディア・グループ傘下のOMD中国とPHD中国が、新製品「消費者ターゲット群の視聴率(TGRs)」の初のユーザーとなったことがわかった。中国の大手調査会社・CTR市場研究の特別提供記事。
CTRの陳若愚(チェン・ルオユー)総裁は「こうした複合情報の作成技術は、将来的に中国のメディア研究分野に大きな影響をもたらす。競争の激烈な中国のTV広告業界で、TGRsは最大の広告効果を発揮する戦略展開を導いてくれることだろう」と、製品の優位性をアピールした。また、Kantar Media TGIのGeoff Wicken総裁は、「中国のTV視聴者はかつてないほど広い(消費の)選択肢を持つに至った。こうした状況下、適切かつ正確な分析ツール・TGRsは、クライアントのメディア戦略提案において、全業界の“通貨”ともなりうる役割を担うだろう」と自信を見せた。
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