中国GDP成長率やや鈍化と予測―社会科学院

中国社会科学院が発表した中国経済白書「2007年の中国経済形勢の分析と予測」によると、2007年の国際経済と政治の環境については、突発的な大事件や、広い範囲での深刻な自然災害などが現れない場合、GDP（国内総生産）成長率はある程度鈍化すると予測している。

しかし、成長率としての実数は依然として10%あるいは10%以上の伸びを堅持できるという。

産業人口が第一次産業から緩やかに、第二次産業や第三次産業にシフトしていくことに変化はない。

また、成長率は第一次産業は5%を超。第二次産業の成長速度は鈍化するが、11.7%の高いレベルを達成。第三次産業の成長スピードは10%以上のレベルを引き続き維持すると予測している。