燃え続ける草原火災、チベット族居住地で22人犠牲に―中国・四川省甘孜チベット族自治州

Record China    2010年12月6日(月) 10時7分

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5日正午ごろ(現地時間)、中国・四川省カンゼ(甘孜)チベット族自治州道孚県で草原火災が発生した。強風で燃え広がった火は依然、消し止められておらず、同日夜までに22人の死亡が確認された。

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2010年12月5日正午ごろ(現地時間=以下同)、中国・四川省カンゼ(甘孜)チベット族自治州道孚県で草原火災が発生した。強風で燃え広がった火は依然、消し止められておらず、同日夜までに22人の死亡が確認された。四川オンラインの報道。

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火災が発生したのは県中心地から約6kmの村。チベット族が多く居住し、放牧などで生計を立てる者が多い。午後3時過ぎ、人民解放軍の地元部隊が住民の救出作業にあたるが、強風にあおられ、逆に15人が犠牲になった。これら解放軍将兵15人以外に現地住民5人、林業従事者2人が犠牲となっている。ほか、住民4人が負傷。うち3人は重症で、病院に搬送されている。

火災の原因についてはまだ報道されていない。なお、5日午後9時時点でまだ消火は完了しておらず、依然として約13平方キロメートルが火に包まれたままだ。(翻訳・編集/愛玉)

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