2010年11月26日、貴州省貴陽市で初の「中国ラジオ・テレビ広告発展フォーラム」が開催された。中国国家ラジオ映画テレビ総局主催、貴州省ラジオ映画テレビ局共催で、放送業界の各管理部門・ラジオ局・テレビ局・国内外の大手企業経営陣などから約300人が出席した。これは政府と民間企業が初めて集結し、活発な意見交換の場となった。メディア中国の大手調査会社・CTR市場研究の特別提供記事。

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中国国家ラジオ映画テレビ総局の田進(ティエン・ジン)副局長は「ラジオ・テレビにおける広告産業の健康的な成長持続は同局の重要な職責」としたうえで、近年来の注力によって多くの違法広告を駆除し、広告の質とイメージ、収益の向上に成功したとした。

CTR市場研究の田濤(ティエン・タオ)氏は、「新しい関連政策下で中国の広告市場は整備と改善が進み、メディア・ブランド・大衆が共に勝ち組となるような広告の価値上昇に至った。受け手側と送り手側の異なるニーズをそれぞれ満たし、市場の発展に有意義な効果を示した」とした。

ここで述べられている「新しい関連政策」とは、テレビ番組の視聴率向上のため広告の放映時間を削減する通称“61号令”と呼ばれる通達で、これによって、広告の質や効果は逆に向上したという。(翻訳・編集/愛玉)

■CTR市場研究

本社を北京に置く中国の大手調査会社。国内最大の調査網を持ち、市場調査と分析、コンサルティングを業務とする。消費者指数、消費動向、メディア戦略、医療、自動車、金融、電子通信機器などの幅広い分野で展開する。