中国人の平均資産は1万8千ドル、資産総額は日本に次ぎ3位―クレディ・スイス

Record China    2010年12月1日(水) 20時16分

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29日、クレディ・スイスが世界各国の資産に関する報告書を発表。中国の資産は2000年と比べて3倍以上に増加している。資料写真。

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2010年11月29日、中国経済網によると、スイスのチューリッヒに本部を置く金融グループ、クレディ・スイスは世界200カ国を対象に調査した資産に関する報告書を発表した。中国の資産は2000年と比べて3倍以上に増加している。

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報告書によれば、資産が最も多いのは米国(54兆6000億ドル)、次いで日本(21兆ドル)だが、これに続くのが中国。中国の資産額は2000年の時点では4兆7000億ドルだったが、現在は16兆5000億ドルにまで増加している。現在の成長速度が維持できれば、中国の資産額は2015年までに35兆ドルに達し、日本を超えて世界2位に躍り出ると見られている。現時点での3位以下は、フランス(12兆1000億ドル)、イタリア(11兆ドル)、イギリス(10兆9000億ドル)、カナダ(5兆9000億ドル)、オーストラリア(5兆1000億ドル)、インド(3兆5000億ドル)と続く。

また報告書では、アジア各国が世界の新興消費者である中産階級の主体になっているとし、世界経済への影響が増していると指摘。中国はその中心的存在で、成人1人当たりの資産額は2000年には6000ドルだったが、2010年には1万8000ドルにまで増えている。なお世界平均の1人当たり資産額は4万3800ドル。(翻訳・編集/岡田)

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