2010年11月23日、中国国家発展改革委員会は、物価の安定のため、農産物流通コストの引き下げなど物価安定化策を導入するよう各部門に通達した。中国の各メディアが伝えた。

通達は◇農産物や肥料の流通コスト◇石炭価格◇高止まりしている一部医薬品◇農産物小売市場のブース料◇スーパーマーケット販売手数料――などにつき値下げを指導するよう求めている。

同委員会が同様の通達を出すのは最近3回目。背景には物価高の進行があり、国家発展改革委員会価格監測センターの徐連仲氏は、11月の消費者物価指数（CPI）の上昇率が10月の4．4％を上回ると予想している。（翻訳・編集/JX）